高校3年の夏休み、私はこう過ごしました。

東大生スタッフの高校時代の夏休みの経験談です。

夏休みは勉強に多くの時間を費やせる絶好のチャンスです。とはいえ、生活すべてを勉強時間にするというのは難しいことです。

これから、私が高校3年の夏休みにどのように勉強を進めていったかお話しさせて頂きます。

私は3年の6月末まで部活をやっていたため、他の人より受験勉強が遅れているという意識がありました。そこで、毎日10時間勉強することを目標に据えて夏休みに臨みました。

私の高校では9月末に文化祭があり、クラスで劇を出すことになっていました。
私は役者と舞台制作の仕事があり、毎日午前中は劇の練習か舞台制作に費やしていました。
私は文化祭も勉強も妥協したくなかったので、時間の使い方を細かく考えました。

まず、自宅から学校までの移動時間の有効活用を考えました。
私は満員電車で通学していたため、移動時間を勉強に充てることはできませんでした。
そこで、移動時間は気持ちをリセットすることに使おうと考えました。朝の通学は起きてから出来るだけ早く出発し、「眠気を覚ます」ための時間に、夕方の帰宅は勉強に疲れて来た頃に「休憩して集中力を取り戻す」ための時間に使うよう心がけました。

また、限られた時間を有効に活用するため中途半端なことはしないように気を付けました。劇練習の時は劇のことだけを考え、勉強のことは忘れる。
勉強中は、劇のことは忘れる。移動中は好きな音楽を聴き、劇も勉強も忘れるようにしていました。
勉強は確かに苦行でしたが、劇の練習はクラスメイトと交流でき楽しかったですし、音楽もとても好きだったので、しっかり切り替えそれぞれにのめりこむことで、精神的なバランスもとることが出来ました。

色々と工夫したのですが、毎日10時間というのは厳しく最後は睡眠時間を削ることになってしまいました。
一番短い時には、3時間ほどしか睡眠時間を確保できていませんでした。

この生活を体調も崩さず何とかやっていけたのは、部活で体力がついていたことが大きいと感じています。

受験前の冬には体力も落ち、体調を崩しかけたこともあったので最低でも6時間は眠るようにしました。
睡眠時間を削るのは体調を崩したり集中力が落ちたりとデメリットが大きいので、あくまでも最終手段でおすすめはできません。
ただ、時間の使い方や気持ちの切り替えについては、勉強のモチベーションを高く保つことに繋がったので良かったと考えています。

私の経験が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

(理学部 S.T)