物理の表現は独特ですよね。
聞きなれている言葉ではないので、苦手意識を持ってしまう事はあると思います。
「誤解を防ぐ」「厳密性を重視する」「状況を表すのに数学的な方法を用いる」ために、そういった独特の表現を使いますが、高校レベルの物理では自身の理解を深めるために自分の言葉で物理を理解する必要があります。
公式を丸暗記するのではなく、
例えば”ma=F”ならば、「力を加えると物体は加速する」という現象のことだと自分の言葉にしてみます。
もし授業の中で理解しづらい表現が出てきたなら
「自分のわかる表現でどうやって言い換える事ができるか」を考えてみるのはどうでしょうか。
余裕があれば、苦手だと感じたトピックを扱った新書などを読むことも理解を深める上で良いと思います。
また、練習して問題が解けるようになると楽しくなってきます。
まず基本問題で式の使い方や基本的な考え方を覚えて、慣れていきましょう。
基本問題に慣れてきたなと思ったら徐々に応用問題や標準レベルの入試問題などに取り組んでいきましょう。
解答解説を活用して「なぜそうなるのか」を理解することが大切です。頑張って下さい。
(大学院医学系研究科 A.N)