私自身も勉強は好きではありませんでした。
かと言って何かやりたいことがある訳でもなく、大学に行く意味があるのかと悩んだ時期もありました。
正直に言って「勉強が好き」「勉強したい!」と思える人はほとんどいないでしょう。
私ももちろんそうでした。本当は高校にすら行かずに世界中を放浪すると言っていたぐらいです(笑)
それでも勉強をして大学に入ったのは、それがいつか自分が進みたい道につながるはずだと思っていたからです。
私は部活が好きだったし忙しかったけれど、毎日必ず2時間は机に向かうことを自分に義務付けていました。
それが習慣になるまでは本当に苦しい日々でした。両立するのにうまい方法なんてありません。ただ自分の気持ちです。
結果的に今は頑張って良かったと思っています。やりたいと思っていた世界放浪も実現しました。
直接高校の勉強とは関係ありませんが、その可能性を作ってくれたのは当時の努力だったと思います。
もし勉強以外にやりたいことがあって、それを実現したり将来の仕事につなげたいのであれば、今、目の前にある事から逃げてはダメだと思います。
本当に自分を貫くためには必ずやりたくないこともやらなくてはならないのです。やりたいことだけをやる、というのは甘すぎる考えだと思います。
少し厳しい言葉になってしまいましたが、基本的には人生は楽しむもの!
進路について、私は必ずしも大学に行く必要はないと思っています。
もし、将来やりたい職業があるのなら、どうやったらその職業に就く一番の近道かを調べてみましょう。
その職業への憧れが大きければ、それに見合った努力が自ずと出来るはずです。大学が全てではありません。専門学校や就職の方が自分の夢に近道である場合もあります。
まずは一人で考えるだけでなく、ご両親や先生にも相談してみましょう。
そして特にやりたいことが無いのであれば、なおさら勉強しなくてはいけません。
後からやりたいことが見つかっても勉強してこなかっただけであきらめることになってしまうからです。
自分の可能性を広げる為だと思って勉強するのも、やる気を出す一つの手段だと思います。
頑張って下さい。
(建築学科(院) I.Y)